ただの展望台でも

ANAグループ機内誌「翼の王国」国内線版2018年5月号のシリーズニッポン新風景に、本城直季氏が撮影した松見公園が掲載されていました。
タイトルは「栓抜きか?ネジ巻きか?」
そう見える部分は展望台で、つくば市民にとってはごくごく当たり前の風景なのですけど、外来者にとっては驚きの形だったんですね。

寝屋川市民(私が上京するまで住んでいたところ)にとって当たり前の風景だった萱島駅が「ナニコレ珍百景」で紹介され、「こんなのどこが珍しいの?」とか言って見てたら珍百景No48に登録されてしまったときの驚きを思い出しました。駅を高架にするときに神社のご神木を切るなんてとんでもないということで、高架を突き破る形でクスノキが生えているのですが、ご神木を守るのは当然という意識があると、外来者には驚きの光景が当然の光景になるのです。背景が違うと同じ物を見ても感じ方が違う、良い例ですね。