十三湖シジミにも何かが起こっている

年始早々、イオンの夜市(毎日16時以降特定商品が割引)に行ったところ、ここ数ヶ月見なかった十三湖(青森)のシジミがありました。涸沼(茨城)のシジミのような殻皮剥離(12月9日記事)は起こっていませんでしたが、「え?これが十三湖産?」と驚くほど小粒でした。以前は殻長2cm近かったのに、1〜1.5cmくらいでした。ここ数ヶ月間入荷がなかったのは、生産力がかなり減少しているからかもしれないと思いました。だとしたらなぜ減少したのか。。
もともと1970年代をピークに国産シジミの全国年間漁獲量は減少の一途にありますが、ここ数年の減少は涸沼産の殻皮剥離など、これまでとは異質な気がします。
日本で流通しているシジミは汽水産のヤマトシジミで、水産庁には(信じがたいことに)汽水域を専門とする研究所はなく、シジミに何が起こっているのか全国規模で情報を持っている機関は存在しません。まずは全国でのシジミの状況について、情報収集を始めたいと思います。